"Don't toy with it." と "Don't toy with me."
- David Thayne
- 4月28日
- 読了時間: 2分
今日はこの2文の違いを見ていきましょう。
1. "Don't toy with it."
意味:「それをいじくり回さないで」「それで遊ばないで」
このフレーズでは "it" が対象なので、物や具体的な対象について話しています。
例: "Don't toy with the remote control."
(リモコンをいじくり回さないで。)
"Don't fiddle with it" はこれと同じ意味で、「(不必要に)いじくる」「弄る」というニュアンスがあります。
ポイント:
「何かを無駄に触ったり、壊れそうなくらいに扱ったりするのをやめて」という注意を伝えます。
"toy" と "fiddle" はどちらも「弄る」という意味で使われていますが、文脈によって少しカジュアルさが異なります。
2. "Don't toy with me."
意味:「私をからかわないで」「私を騙そうとしないで」
"me" が対象なので、相手が自分に対して感情的に不誠実な行動をしていると感じたときに使います。
例: "Don't toy with my feelings."
(私の感情を弄ばないで。)
"Don't try to trick me" はこれを言い換えたもので、「私を騙そうとしないで」という少し直接的な表現です。
ポイント:
"toy with someone" は「相手の感情や期待を軽く扱う」「相手をからかう」という意味になります。
物理的な行動ではなく、心理的・感情的なニュアンスにフォーカスしています。
まとめ:
"Don't toy with it"
対象は「物」や「具体的なもの」。
物を無駄に弄ったり、不用意に扱ったりすることを注意しています。
"Don't toy with me"
対象は「人」。
「感情や信頼を軽く扱うな」「からかわないで」といった心理的な警告です。
例文:
1. "Don't toy with the wires. It might be dangerous."
(その配線をいじらないで。それは危ないかもしれないよ。)
2. "Don't toy with me. Be honest about what you want."
(私をからかわないで。何が欲しいのか正直に言って。)
このように、対象によって意味が大きく変わるので、文脈に注意して使い分けてください!

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