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栗原聡さん「VR✖️AIで、これまでにない英会話体験を」▶︎「スマート・チューター」のPlusOne Japan 代表取締役に聞く。

最新の英語学習アプリ「スマート・チューター」を手がけるPlusOne Japan。

代表取締役の栗原聡さんに、VRとAIを活用した英語教育の可能性、日本の英語学習の課題、そして企業や教育機関での活用事例について、じっくり伺いました。


プラスワン・ジャパン公式サイトより
プラスワン・ジャパン公式サイトより

プラスワンジャパン公式サイト:

スマート・チューター紹介YouTube:



◾️VR✖️AIの「スマート・チューター」とは


Dセイン(以下、セイン):

本日はよろしくお願いします。まずはPlusOne Japanについて、ご紹介いただけますか?


栗原聡(くりはら・さとし)さん:中央大学卒。スタンフォード経営大学院 Executive Leadership Development 修了。事業構想大学院大学 事業構想研究科卒業。社会人向け英語スクール「PRESENCE / プレゼンス」の英語コーチを務め、各コースのコンテンツ開発及びカリキュラム整備を担当。2011年同社代表取締役に就任。2014年5月任期満了につき退任。10年間の英語指導期間中に、約3000人のTOEIC及びTOEFLにおけるスコア獲得、英会話能力の向上をサポートした。
栗原聡(くりはら・さとし)さん:中央大学卒。スタンフォード経営大学院 Executive Leadership Development 修了。事業構想大学院大学 事業構想研究科卒業。社会人向け英語スクール「PRESENCE / プレゼンス」の英語コーチを務め、各コースのコンテンツ開発及びカリキュラム整備を担当。2011年同社代表取締役に就任。2014年5月任期満了につき退任。10年間の英語指導期間中に、約3000人のTOEIC及びTOEFLにおけるスコア獲得、英会話能力の向上をサポートした。

栗原:

PlusOne Japanは、VRやAIなどの先端技術を活用した英語学習アプリ「スマート・チューター」を開発・提供している会社です。本社はアメリカで、日本法人として運営しています。私はその代表として、経営から営業、チームマネジメントまで幅広く関わっています。


セイン:

「スマート・チューター」は、どのようなアプリなのですか?


パーソナリティーのデイビッド・セイン
パーソナリティーのデイビッド・セイン

栗原: 

VR空間で、AIを搭載した仮想キャラクターと英会話の練習ができるアプリです。たとえばスピーチ会場など、現実ではなかなか体験できないシチュエーションを再現して、リアルな会話練習ができます。AIが相手なので、時間を気にせず好きなときに練習できるのも特長です。


セイン:

実際にYouTubeで拝見しましたが、本当に未来の英会話学習という印象でした。


栗原:

ありがとうございます。VRを装着すると、完全に仮想空間に入り込みます。集中できる環境だからこそ、会話にも没頭できる。AIとのやりとりで、英語を話す力が自然と身についていくと思います。

「AI先生モード」は、VRでまるでその場にいるような臨場感を感じながら自由に会話練習ができる
「AI先生モード」は、VRでまるでその場にいるような臨場感を感じながら自由に会話練習ができる

◾️教材としての「日経LissN」の強み


セイン:

教材として日経LissNとの連携もされていると聞きました。


栗原:

はい。当社のターゲットはビジネスパーソンです。英語学習の題材として、ニュースやビジネストピックが適していると考え、日経LissNとコラボしました。英語で時事ニュースをインプットし、それを基にAIとディスカッションするという構成です。


セイン:

ニュースの学習と会話の練習が同時にできるのですね。


栗原:

そうです。英語のトレーニングだけでなく、最新情報を取り入れられる点も好評で、「AIと話すだけでなく、内容が面白い」といった声を多くいただいています。


セイン:

栗原さんご自身は、英語が得意だったのですか?


栗原:

英語は好きな科目でした。特に文法を学ぶのが好きでした。ただ話せるようになったのは大学生になってからです。インドに1ヶ月ほど滞在したとき、実践を通じてようやく英語で話せる感覚がつかめました。


セイン:

英語ができて良かったと思う場面はありましたか?


栗原:

海外旅行を一人で楽しめたり、異なる文化の人と深く交流できたりしたことですね。英語を通じて世界が広がり、日本の良さを再認識することもできました。


英語を通じての交流の大切さを語る栗原さん
英語を通じての交流の大切さを語る栗原さん


◾️子どもと未来の英語教育


セイン:

子どもの英語教育については、どうお考えですか?


栗原:

将来的に海外で活躍する可能性があるなら、幼い頃から英語と日本語のバイリンガル教育が理想です。ただ、多くの方は日本で生活をされるので、まずは日本語をしっかり身につけてから英語を学ぶのが良いと思います。


セイン:

聞く力だけでも早めに鍛えておくといいと?


栗原:

はい。大人になってからリスニングに苦労する方は多いです。興味のある分野を使って、無理なく続けることが大切です。


セイン:

「スマート・チューター」は教育現場や企業でも導入されているそうですね。


栗原:

はい。外資系企業やグローバル展開を目指す企業が、社員の英語教育に使ってくださっています。さらに通信制高校のN高・S高や大学、専門学校でも活用されています。


セイン:

学生さんにとっても、VRを使った学習は飽きにくそうですね。


栗原:

そうですね。若い世代はデジタル技術への順応も早いので、自然と学習に入り込めます。またAI相手なら、時間に縛られず何度でも練習できるのも大きな魅力です。


子どもたちの英語教育について語る栗原さん
子どもたちの英語教育について語る栗原さん


◾️スタートアップとしての資金調達


セイン:

資金調達についても順調に進められていると聞きました。


栗原:

これまでベンチャーキャピタルや事業会社からの出資を受けてきました。多くのVCに自らアプローチし、地道な行動を重ねることで、信頼関係を築いてきました。


セイン:

出資者からのサポートもあるのでしょうか?


栗原:

はい。資金だけでなく、事業戦略へのアドバイスや営業先の紹介など、多方面で支援を受けています。まさにビジネスのパートナーです。


セイン:

今後、英語学習にAIはどう影響していくと思いますか?


栗原:

翻訳や同時通訳の技術は進化していますが、それに頼りすぎると会話のテンポが崩れます。やはり自分の言葉で話す力が大切です。


セイン:

最後に、読者へメッセージをお願いします。


栗原:

今は英語を学ぶためのツールが豊富にある時代です。自分に合った方法で、楽しく、継続的に学習を続けてほしいと思います。それがきっと人生の可能性を広げてくれるはずです。




対談の模様は、Voicyでも公開中!

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