これ、どんな意味?! “a big fish in a small pond”
- David Thayne
- 7月14日
- 読了時間: 2分
英語には、動物が入ったイディオム(慣用句)がたくさんあります!
完璧に聞き取れたとしても、意味が「?」になってしまうイディオムを紹介していきますよ。
🔍 意味
a big fish in a small pond
👉「小さな世界では目立つ存在だが、もっと大きな世界ではそうでもない人」
つまり、「小さな組織や地域で“大物”扱いされていても、より大きな舞台では普通の人」というニュアンスです。
例文:
He’s a big fish in a small pond in his hometown, but nobody knows him in Tokyo.
(彼は地元では有名人だけど、東京では誰も知らない。)
🐠 なぜ「big fish(大きな魚)」なの?
魚に例えると、小さな池(small pond)では目立つ「大きな魚(big fish)」も、広い海に出れば普通の魚に見えてしまいますよね。
このイディオムでは、
big fish = 影響力のある人物
small pond = 限られた小さな環境
という対比がポイント。
地元でちやほやされていた人が、大都市や世界レベルの環境では無名になってしまう…そんな状況を表します。
🏰 語源(歴史的背景)
この表現は1800年代のイギリスで使われ始めたと言われています。当初は教育機関や地方政治の文脈でよく使われており、「小さな学校でトップでも、大きな大学ではそうはいかない」といった意味で広まりました。
📕 類似表現には、以下のようなものがあります:
🌍 a small fish in a big pond:上記と逆。「大きな舞台で目立たない存在」
🏆 top dog:グループ内の一番の実力者
🐸 a frog in a well(井の中の蛙):視野が狭く、世間を知らない人(こちらはアジア圏でも使われる表現ですね)
「英語を学ぶ私たち」も、TOEICで良い点を取って安心せずに、「英語の海」で通用するように頑張りたいですね!
それでは、次回の“動物イディオム”もお楽しみに!🐾

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