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これ、どんな意味?! “a big fish in a small pond”

英語には、動物が入ったイディオム(慣用句)がたくさんあります!

完璧に聞き取れたとしても、意味が「?」になってしまうイディオムを紹介していきますよ。


🔍 意味

a big fish in a small pond

👉「小さな世界では目立つ存在だが、もっと大きな世界ではそうでもない人」

つまり、「小さな組織や地域で“大物”扱いされていても、より大きな舞台では普通の人」というニュアンスです。


例文:

He’s a big fish in a small pond in his hometown, but nobody knows him in Tokyo.

(彼は地元では有名人だけど、東京では誰も知らない。)


🐠 なぜ「big fish(大きな魚)」なの?

魚に例えると、小さな池(small pond)では目立つ「大きな魚(big fish)」も、広い海に出れば普通の魚に見えてしまいますよね。


このイディオムでは、


big fish = 影響力のある人物


small pond = 限られた小さな環境

という対比がポイント。

地元でちやほやされていた人が、大都市や世界レベルの環境では無名になってしまう…そんな状況を表します。


🏰 語源(歴史的背景)

この表現は1800年代のイギリスで使われ始めたと言われています。当初は教育機関や地方政治の文脈でよく使われており、「小さな学校でトップでも、大きな大学ではそうはいかない」といった意味で広まりました。


📕 類似表現には、以下のようなものがあります:

🌍 a small fish in a big pond:上記と逆。「大きな舞台で目立たない存在」


🏆 top dog:グループ内の一番の実力者


🐸 a frog in a well(井の中の蛙):視野が狭く、世間を知らない人(こちらはアジア圏でも使われる表現ですね)


「英語を学ぶ私たち」も、TOEICで良い点を取って安心せずに、「英語の海」で通用するように頑張りたいですね!

それでは、次回の“動物イディオム”もお楽しみに!🐾

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