"Speak about yourself." と "Speak for yourself."
- David Thayne
- 5月7日
- 読了時間: 2分
今日はこの2文の違いを見てみましょう。
"about"と"for"でネイティブの受け取り方は、どう意味は変わるでしょう?
1. "Speak about yourself."
意味:「自分自身について話してください。」
自分の性格、経験、趣味、考えなど、自分自身のことを他の人に向けて説明するときに使います。
例: "Can you speak about yourself during the interview?"
(面接中に自分について話してくれますか?)
ポイント:
「自分自身に関する情報を共有する」という具体的な意味。
面接や自己紹介、友達との会話など、何かを伝える場面で使います。
2. "Speak for yourself."
意味:「(他の人の意見ではなく)自分の意見を言ってください。」または「それはあなたの考えであって、私の考えではありません。」
文脈によって2つのニュアンスがあります:
1. 他人の代弁ではなく、自分の意見や考えを直接伝えること。
例: "Don’t speak for others. Speak for yourself."
(他の人の代わりに話さないで。自分の意見を言って。)
2. 相手の発言に対して「それはあなた自身の意見でしょ?」と返す皮肉的なニュアンス。
例: "I think this party is boring. Speak for yourself—I’m enjoying it."
(「このパーティつまらないね」「それはあなたの意見でしょ。私は楽しんでるよ。」)
ポイント:
「他の人の意見を代弁するのではなく、自分自身の立場を明確にする」という意味。
文脈によっては少し強い口調や皮肉を含むこともあります。
まとめ:
"Speak about yourself"
自分に関する情報を相手に向けて話す。
自己紹介や経験談を語る場面で使う。
"Speak for yourself"
自分の意見を述べる(他人を代表しない)。
または、相手の意見に対して「それはあなたの考えだよね」と突っ込むニュアンスを含む。
比較例文:
1. "Please speak about yourself during the interview."
(面接中に自分について話してください。)
→ 自己紹介を求める状況。
2. "I think everyone agrees with me. Speak for yourself—I don’t agree."
(「みんな私に賛成してると思うよ」「それはあなたの考えでしょ。私は賛成してないよ。」)
→ 相手の意見を否定的に返す場面。
どちらも「speak」という動詞を使っていますが、文脈や表現が大きく異なるので注意して使い分けてみてください!

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